とりあえず

明日から、4連休させて頂く。

松下幸之助の言葉に、「執念ある者は可能性から発想する。執念なき者は
困難から発想する」という言葉がある。
正しかった決断は、捨てる決断です。一方、間違えた決断は、加える決断です。
捨てる決断というのは「過去を捨てる」ことです。努力して勝ち取ったもの、
営々と築き上げたものを捨てる。だからその失う痛みが分かります。捨てるも
のは計算できるんです。
そして捨てる時はもちろんただ捨てるのではなく、何かを得ようと思って捨て
る。この何かを得るという行為は、全部未来のことなんです。未来はやってみ
ないと分からない。つまり得るものは計算できません。計算できるものを捨て
て、計算できないものを得ようとするのですから、「捨てる決断」には皆が反
対するわけです。
一方の加える決断。これはプラスアルファで足してみようというもの。捨てず
にどんどん加えていく。反対する人も少ない。捨てないから。この類の決断は、
殆ど見事に失敗しましたね。捨てずに加えようとする決断はダメ。サラリーマ
ンがする決断というのは、殆どがこうした加えるだけの決断なんでしょうね。
対等合併とか笑っちゃうのがあるでしょう。上手くいくはずないのは最初から
分かっているのにねえ。