自分が変われば、世界も変わる

WBC優勝は米国が用意したシナリオがニポンに当てはまった
からなのだ。

午後に雪下ろし<15CMはあろうか・・・

藤木○

結局、企業価値は「企業価値=C/r−g」という公式で表される。ここでCは企業が現在生み出しているキャッシュ、rは将来のキャッシュフローを現在価値に引きなおすための割引率、gは企業の将来の成長率である。すなわち現在のキャッシュフローを、割引率から企業の成長率を引いたもので割ればよい。rは安定性を、gは成長性を意味する。
企業の値段は、その事業規模(キャッシュフロー)と、安定性、成長性によって決まるという考え方である。
これに対し、企業の値段を決める要素には、ブランド価値、社員の質、社会的貢献など、いろいろな要素があるとする批判もある。だが、ブランド力や社員の質なども、キャッシュフローに集約されているとも言える。企業ブランドは、事業の安定性、成長性にもつながっている。

とはいえ、ここにあるrやgを何%と置くのが正しいのか疑問のあるところである。精密なファイナンス理論では、あるべきr、つまりリスクを数値化する手法などが使われ、アナリストやファンドマネジャーなどのプロは、もっと複雑な数式やモデルを使って価値算定をしている。
しかし、素人でもできる簡単な方法がある。それが株価算定によく使われる手法、PER(Price Earning Ratio 株価収益率) という倍率方式である。
アナリストたちは、「この会社のPER 20倍は妥当な水準だ」とか、「いくら成長性が高いベンチャー会社とはいえ、PER 80倍は高すぎる」というように、株価の妥当性を PERで評価する。日本の会社の平均PER は、今 17-20倍程度といわれる。

PERは、「 PER=株価/1株当たり利益」である。別の言い方をすれば、会社の値段 (株式時価総額) をその会社の利益で割った倍率である。
つまり、 PER=会社の値段(株式時価総額)/会社の利益、となる。これを変形させると、会社の値段を算定する公式が得られる。

企業価値とは、会社のキャッシュフローに PERの倍率を掛けることにより得られるのである。いうなれば、倍率を正しく算定することが最も重要なカギであることがわかる。そして倍率は (r-g)から算定できるということを今発見したというわけ