結局は雑用ですから

事務的な仕事というのは、お役所などへの提出書類の場合、たいていは及第点をとればいい。
結局は雑用ですから、こなせればいいのです。
ただ、不合格になるような事務的な仕事では、周りも困るし、本人も困る。
雑用的な事務について、能力のある研究者は、あまり才能の片りんを他人にみせずに、及第のレベルの仕事を、迅速にやって、出来ればすぐ忘れるか、いわれればおもいだすくらいの程度に記憶にとどめるのが、この世界で生きぬいていく、こつです。
ただ、書類書きのなかで研究費の獲得や組織作りとか、それができないと路頭に迷うようなものは雑用ではまったくありませんので、まったく違う次元の努力を傾けねばなりません。