勝負は善戦しても負けたらあかん。接戦でも勝たないといけない。

12時 まえ 曇り(夜 雨)
1時 すぎ 叙香苑@唐揚げ
リーマン集団×2 他 で ほぼ 込み
夜 焼きばーそ のち
トースト×2

ヨーロッパの近代政治思想の巨大な対立軸として ① 自然法 と ② 自然権 の 考え方がある。
① 自然法ナチュラル・ラー)は、天(てん)の掟(おきて)あるいは 自然の法則に従い、人間は、無理や無駄なことはせず穏やかに生きるべきだ という、思想であり、これは永遠の保守思想である。
(それに対して、ジョン・ロックが作った)② 自然権ナチュラル・ライツ)の思想は、人間は誰でも自分の力で生きてゆく権利を持っている、とする。これを、inalienable rights インエイリアナブル・ライツ、誰も奪うことの出来ない生得=せいとく=の固有=こゆう=の権利 という。
この ジョン・ロックの ② 自然権ナチュラル・ライツ)から、のちに、③ヒューマンライツ人権派、モダン・リベラル)派が派生した。 多くの人が、崇(あが)め奉(たてまつ)る人権(ヒューマン・ライツ)がここから生まれた。②の自然権と ③の 人権 は全く違う。
① ナチュラル・ラー派( 永遠の保守派、「永遠の相の下に」の上品だが、残酷な人々。威張り腐った貴族や、大僧正のような人たちの思想 )を、 1回微分して生まれたのが、 ② の ナチュラル・ライツ派(現実的な保守派、近代憲法体制の擁護者 )である。 そして、この ② ナチュラル・ライツ派(ロッキアン)を、さらに2回微分することで生まれた(派生した)のが、③の現代人権派ヒューマンライツ派、 モダン・リベラル派、左翼、社会主義者たち)である。 
 そして、さらに、この ③ の人権派を 3回微分して生まれたのが、③ダッシュ である  アニマル・ライツ派( animal rights , 反体制派、新左翼、過激派、環境保護派)である。 
そして、この ①、②、③、③ダッシュ とも、、全く別の  ④として、ポジティブ・ラー ( positive law 法人定主義=ほうじんていしゅぎ= 。 法律も正義もこの地上の人間たちが自分で決める。神や自然の摂理が作るのではない ) がある。 
 この ④ を大きくは 欧米世界の知識人の間では、ベンサマイトという。ここにも いろいろと議論がある。  
 この5の ベンサマイトの中の一派 が、私、副島隆彦が、長いこと唱導(しょうどう)している リバータリアン libertarian である。