完全に国境を開放した国民国家はいまのところ、ありません。

11時半 すぎ 曇り
3時 すぎ ほか弁@かき揚豚生姜焼き¥390
が、 痛恨 の てんやの日 忘れ しーもーたー
7時 すぎ GC@さば塩焼き¥149(30%off)+ 大根1/4¥51 ほか

どの社会も移民の導入について一定の条件を課しています。リベラルな移民政策を持つように見える国も例外ではありません。まったく国境を開放した国民国家はいまのところ、ありません。それは再分配の範囲をどう定義するかという福祉国家の分配政治に関わるからです。そして福祉国家にはつねに潜在的に境界の管理が伴います。人口減少社会で「平等に貧しく」というシナリオは、再分配の強化を示したもので、国内の階層格差の拡大はその条件を掘り崩します。再分配路線に舵を切る、今が最後のチャンスかもしれません。日本の将来をどうするのかを決めるのは、政治という名の人為的な選択です。人口問題と移民政策とは切っても切れない関係にあります。人口減少社会を受け入れるのか、それとも自然減を社会増(移民の大量導入)で補完するのか…この問題をみなさまの公論に処してほしい、というのがわたしの意図したところです。(上野)