自立する意志を持たない者に力を貸す者は居ない。居たとしたら、それは新しい支配者だ。

11時 すぎ 晴れ
2時半 まえ 天や¥390 やや 込み
4時 すぎ GC@塩ちゃんこ鍋(30%off) ほか 
寒さ で、 ハロゲン 初稼働 と す。

グローバルな不平等は是正すべきだと(総論では)誰もが思うだろう。だがそれはどのようにして実現できるのか。アフリカや中東などの「破綻国家」に生まれた貧困層は、どのようにして不平等を克服すればいいのだろうか。その方法が「移民」しかないことは明らかだ。
ミラノヴィチは、移民はグローバリゼーションの一部で、人の移動は、経済学的には商品や技術の移動、あるいは資本の移動と変わらないと述べる。まず移民を認め、そのうえで負の影響(移民の流入で地元労働者の賃金が下がるなど)があったら、それを補償すればいい。その財源は、移民によって利益を得る当事者、すなわち移民自身が支払うことになる。リベラルな社会では、国籍による差別(移民規制)は許容されるものの、ひとたび移民を受け入れれば(市民権を取得すれば)国民国家内でのあらゆる差別は許されない。だがこの極端な硬直性が、問題の解決を妨げている・・と。(橘)