なんですと?

寧々・・あーあやっちゃたYO!

イラク日本人人質映画 カンヌ登場

 南フランスのカンヌで開催中の第58回カンヌ国際映画祭で12日、日本から唯一コンペ部門に出品されている「バッシング」の小林政広監督(51)、主演の占部房子(27)、大塚寧々(36)が会見した。

★ルソー『不平等論』(国書刊行会)より引用。

森の人間と文明国民とは、その心の奥底においてもその心の傾きに
おいても、あまりにもかけ離れているので、一方にとって最高の幸
福と思われるものは、他方を絶望に陥れかねない。前者は休息と自
由のみを満喫している。彼は生きること、暢気に暮らすことしか望
んでいない。

常に活動している都市住民は、汗みずくになり、走り回り、それで
もまだ足りず、もっと忙しい仕事を追い求めて絶えずいらいらして
いる。彼は死に至るまで働く。むしろ生きることが出来るようにな
るために死に向かって突っ走る。或いは不滅の生を得るために命を
投げ打つ。心のなかでは憎んでいる王侯貴顕に、軽蔑している金持
ちに、お追従を振りまく。・・・・自分の卑屈さと彼らの庇護とを
得意げに吹聴し、自らの奴隷状態を偉そうにひけらかして、その奴
隷状態に与かろうとしない人たちを馬鹿呼ばわりする。

森の住人は自分のなかで生きている。社会指向的人間は常に自分の
外にいて、他人の思惑のなかでしか生きることが出来ない。彼は言
わば他人の判断のみから自分自身の存在の感情を引き出す。