財務、非財務の4つの視点で目標を設定し、各目標の達成度を定量的に測る指標を定義して、戦略実行の進捗を明示的に把握する業績管理手法。
営業利益の10％アップといったように財務的な目標を決めることは簡単なのです。しかし、そのためのCSF（重要成功要因）は「営業訪問件数」「営業担当者の製品知識」「リピート率」「納期順守率」など千差万別にあります。ここで経営幹部が現場の意見を聞かずにトップダウンで決めると、現場に達成への責任感が生まれにくいようです。現場の部課長クラスも参加して納得いくまで話し合い、戦略マップを作成することが形骸化を防ぎます。
